今年、マンション管理組合及び管理会社において大きな変革が起きてきました。
そしてこの秋、更にその変革は深みを増し、大きなうねりとなって表面化しそうです。
マンションの改修工事や大規模修繕工事は今までは管理会社が
主導になって行われてきました。
しかし、管理費の高騰や修繕積立金のますますの値上げに
疑問を持ち始めた管理組合の方々が少しづつ立ち上がってきました。
管理会社はマンションの予算、修繕積立金を知っていて
お金のあるマンションから順位をつけてはどんどん
大規模修繕工事をすすめてきました。
管理組合の理事さんたちも仕事があるので、
ある程度 管理会社を信頼し、管理会社に依存してきました。
その結果、いい様に管理会社主導の大規模修繕工事の実施をゆるし、
その工事金額が本当に妥当なものなのかも、しっかりと検証してこなかった。
とんでもない金額で大規模修繕工事をおこなわれているマンションも
たくさんありました。
ほとんどのマンションで、それがまかり通っていたのです。
そんな管理会社に専門業者も営業をかけ、接待したり、
良いようにアゴで使われたり、
中には袖の下まで要求されたりした業者もいました。
管理会社の天下でした。
改修専門業者はみな安全協力会とかいう任意組織に加入させられ、
年会費をしはらったりしてゴルフコンペの接待に大わらわと、
いうところが実態です。
そのゴルフの接待する原資は管理組合の
皆様の修繕積立金から出されているのです。
一時期の約7割から6割程度の見積もり金額に修繕工事費が
下がってきています。
それは、直接 専門業者と管理組合とが契約し、実行金額を下げることが
できてきている事によるものです。
今までは管理会社に依存していましたが、
直接、専門業者による相見積りの競争で管理会社が入っていく隙間が
なくなってきているという事です。
管理組合の皆様には大変喜ばしい事です。
しかし、管理会社の代わりに設計事務所が入り込み、
共通仕様書だの設計見積りだの数量書だのと、
公平さを売り物に管理組合にはいりこんでいます。
管理会社からの紹介というのは必ず管理会社にバックリベートが入っています。
設計事務所が入ることにより、改修金額が高くなる事もあります。
設計事務所が入ることにより、入札に参加する業者がどこのマンションでも
同じという事がよくあります。
つまり出来試合という事です。見せ掛けの公平さです。業者と裏打ち合わせが
できているという事です。という事も見受けられます。
設計事務所と業者の関係もよく調べる事が必要です。
管理会社主導の改修工事が、管理組合主導に変わった という事です。
これは、自民党から 民主党に 変わったことと流れを一緒にします。
いままでの無駄使いや放任的依存から、
節約、見直しを含めた自己責任型のやり方に変化したのです。
管理会社 主導の改修工事 の ビジネスモデル は 終わり、
管理組合 主導の改修工事に、変わった。
新しいビジネスモデルに生まれ変わったのです。
従って、管理組合にこれらを公平に仕切る「まとまり」が必要になってきました。
理事会の役割は益々重要になり、
必要なら1ヶ月に1回だった理事会も2回にするとか、
修繕委員会の設置は避けられない状態になってきている。
修繕委員会も1ヶ月に1回ではなく、2〜3回程度必要となり、
大変だという意識からそれが当たり前という意識変化が必要です。
こういうきめ細かい事が本来必要なことで、この様なきめ細かい集会を
進めれば進めるほど管理会社はついてこれなくなるのです。
管理会社主導を管理組合主導に切り替えるのは簡単です。
理事会の回数を増やせば、自然に管理組合主導になります。
時は流れ、マンションの大規模修繕工事の流れも大幅に変わりました。
管理組合の皆様のますますのご活躍を願ってやみません。
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