「やばい! 漏水だ。」夕方早目の帰宅した某氏は、たまたまそのマンションにファイバースコープ調査にきていた私たちに救いを求めてきた。
急いで現場に急行した状況はすさまじい状態になっていました。子供部屋の押入れの下からニジミ出していて、且つ洗面室前の廊下のフローリングが変色しずぶ濡れ状態でした。
何よりも階下のお宅の洗面室にナイヤガラの滝の様に漏水していた事です。階下のお宅も最初は留守で入れませんでした。6時半過ぎに帰宅しましたのでウエス等をたくさん持って入室すると・・・・・・。
ギャー!階下の方の悲鳴。そして怒りの鉾先が上階の方に向けられました。
「どうしてくれるのよぉ。足の踏み場もないわよ。こうなる前に分かるはずでしょ。何やってんのよ」 とそれはそれは恐ろしい修羅場と化しました。
私たちは上階の方の洗面化粧台の下をやぶり、給水管の漏水である事を判明させ、緊急に耐衝撃性塩化ビニル管で補修して引き揚げました。
漏水現場は何度見ても良い気持ちはしません。同じマンションに住んであんなにひどく怒鳴らなくてもいいのに。と思う陰で「マンションの漏水は、ぐうの音も出ない大惨事だなぁ」と改めて思いました。
上階の方の平身低頭な姿には同情を申し上げます。
下記に掲載した写真は、その漏水現場の写真の一部です。これは東京都江戸川区の 60世帯のマンションでの出来事です。
漏水したお宅の洗面化粧台
給水管の異種金属接合部で激しく漏水していた。
子供部屋の押入れの床にも漏水していた。
洗面室の前の廊下フローリングがビショビショに濡れていた。
撤去した給水管。腐っていてぽろっと折れてしまった。
床下に隠れていた異種金属接合部の激しい腐食。
管内に発生した大きなさびこぶ。ほとんど錆で閉塞されている。
撤去した洗面化粧台用の給水管。
耐衝撃性塩化ビニル管HIVPで緊急補修を行った。
階下に漏水した天井裏。
洗面化粧室が水浸しになっていた。
漏水はこわい。マンションにお住まいの皆様、他人事ではありません。
このマンションは昭和62年に建築されたものです。今年平成21年で経年22年目
の建物です。
早めの調査の実施と早めの対策工事の実施をお薦め致します。
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